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【番外2】商品写真とフォトオートメーション_e0364382_13565595.jpg
商品写真サンプル 提供:アンティークShop MidwinterModern 撮影:Kazeo

誰でもきれいな写真が撮れる時代、と思っていたら
とうとうカメラマンがいらない時代がやって来ました。

最近Facebookでよく見かけるこの会社の製品。
フォトオートメーション

http://photosimile.jp

価格はおそらく数百万円なのでリースなどで利用するのだと思いますが、ある程度の規模の「通販会社」であれば、十分コストに見合う働きをしてくれそうです。

これがあれば「ブツ撮り」専用のカメラマンはいらないよなあ、と思う。
1台売れたら一人失業だ。

これもテラウチ校長の言う「テクノロジー」の一種で「誰でも撮れるものの代表」ってことですね。

ブツ撮り用のミニスタジオとカメラと画像処理用コンピュータが一体化したシステム。

でも、ここにも「誰にも撮れないブツ撮り」の可能性がある。
このシステムでは「感動」まで写し込むことは、たぶん出来ないと思う。

商品写真の場合、起業者本人なら自分の商品に感動を持って写真を撮れるはず。

雇われカメラマンがどんなにうまくても、その商品が自分の好きなものでない限り「商品の感動」までを写し込むことはなかなか難しい。

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フォトグラファー&WebデザイナーのKazeoが
【起業主婦向けのワンディ写真教室】を始めることにしました。

まずは★WebShopにアップする商品写真の撮影を勉強したい方向け

費用:ワンデイ(実質4時間程度)で一人15,000円
最少催行人員:1人から実施します。一人ひとりにできるだけ細かく説明をしたいので1回Max3人まで。

日程は平日昼間なら比較的自由に設定できますので、まずは希望日程をお教えください。 

開始 10:00 
終了 15:00(休憩時間を含みます)
場所 日比谷線六本木駅から徒歩3分の「おうちアンティークショップ」
   ご自宅などへの出張もOKです。

カメラをお持ちの方はお持ちのカメラに合わせてお教えします。
但し、必ずマニュアルをご持参ください。
カメラを持っていない、という方には主な使用目的を教えていただければ、ご予算・目的に合わせたカメラの選択指南も致します。

お問い合わせ・お申込みはメールまたはFacebookのメッセージで以下まで。

メール宛先:info@ks-web-design.main.jp

---------記載内容---------
・件名:「写真教室」
・お名前
・お住いの地域
・希望日程:3つくらいご記載ください
・撮影目的:「商品撮影」「人物撮影」など
・連絡先メールアドレス

【番外2】商品写真とフォトオートメーション_e0364382_02094741.jpg

# by web-photo | 2017-01-06 13:57 | Kazeo
【番外】 起業主婦向けのワンディ写真教室_e0364382_17230914.jpg
商品写真サンプル 提供:アンティークShop MidwinterModern 撮影:Kazeo

昨年末、といっても1週間位前のこと。
いつものパターンですが10人ほどの女子会に一人混ざってランチをいただいていました。
ちょうど自分の誕生日だったので「ハッピーバースディ」で乾杯。

いろいろ話しているうちに起業主婦の方が商品撮影で困っているという話になりました。

写真のこともカメラのことも全然知らない。
写真のプロになるわけではないから、そんなに良いカメラはいらない。
コンデジしかない、でも写真は大事だからコンデジで良い写真が撮りたい。
できれば全部を1日で済ませたい。
等など・・

それなら任せとけってことで、フォトグラファー&WebデザイナーのKazeoが
【起業主婦向けのワンディ写真教室】を始めることにしました。

まずは★WebShopにアップする商品写真の撮影を勉強したい方向け

費用:ワンデイ(実質4時間程度)で一人15,000円
最少催行人員:1人から実施します。一人ひとりにできるだけ細かく説明をしたいので1回Max3人まで。

日程は平日昼間なら比較的自由に設定できますので、まずは希望日程をお教えください。 

開始 10:00 
終了 15:00(休憩時間を含みます)
場所 日比谷線六本木駅から徒歩3分の「おうちアンティークショップ」
   ご自宅などへの出張もOKです。

カメラをお持ちの方はお持ちのカメラに合わせてお教えします。
但し、必ずマニュアルをご持参ください。
カメラを持っていない、という方には主な使用目的を教えていただければ、ご予算・目的に合わせたカメラの選択指南も致します。

お問い合わせ・お申込みはメールまたはFacebookのメッセージで以下まで。

メール宛先:info@ks-web-design.main.jp

---------記載内容---------
・件名:「写真教室」
・お名前
・お住いの地域
・希望日程:3つくらいご記載ください
・撮影目的:「商品撮影」「人物撮影」など
・連絡先メールアドレス

【番外】 起業主婦向けのワンディ写真教室_e0364382_02094741.jpg

# by web-photo | 2017-01-05 17:36 | Kazeo

第4回 写真で嘘をつく

第4回 写真で嘘をつく_e0364382_11162553.jpg
↑この写真、加工どころかレタッチもほとんどしていませんが「嘘」をついています。

「写真で嘘をつく」という言葉を最初に言ったのは篠山紀信さんらしいんですが(調べたけどわからなかった)、テラウチ校長も良く使います。

今回言ったのは担任の先生です。

これは、芸能誌の記者がカップルの写真に適当なコメントを付けるのとはちょっと意味が違います。

たとえば

どこにでもある、見たことがあるような風景写真にレタッチを施してメリハリを付けて季節感を出すなど

写真に自分のイメージをどんどん付加していって写真を完成させることを言います。(という意味のことを先生が言っていました)

そのときに使って良い技術は「レタッチ」。

レタッチとは写真を「加工」することではありません。
「加工」は写真に写って無いものを持ってきたり、写っているものを消してしまったりする技術。

Webデザイナーとしての自分は、Webサイトに使う写真をデザインするときには加工の技術を駆使しますが、写真を作品として制作するときには「レタッチ」にとどめます。

まあ、植田正治さんの「つま先」のスポッティグの例などもあり、そのセンヒキは微妙な気もしますが。

とにかく、写真を完成させるためにはPhotoshopに代表されるツールを使いこなせることも、カメラの操作方法と同じくらいに大事なんです。

第4回 写真で嘘をつく_e0364382_02094741.jpg

# by web-photo | 2017-01-05 12:17 | 写真教室
第3回 誰でも写真がきれいに撮れる時代_e0364382_15180837.jpg

ビギナークラスの最初の授業は超高密度でした。

1年間の全授業の前フリでもあり、先生がこれから1年かけて言うべきことをここでは抄訳して全部喋っている回なので高密度なのは間違いない。

そこでは多くのことが語られたのですが、いちばん印象に残っているのは

「デジタル=誰でも写真がきれいに撮れる時代」

でも、これには大きなトラップがあって、
写真を撮るときによく考えて撮らないと「カメラが撮ったツマラナイ写真になってしまう」こと。

デジタルカメラの進化に伴って、写真の価値基準も変化してきました。
今は写真を撮るときに「意思を持ってしっかり撮る」ということが大切です。

それはシャッターを押すときに「自分は何に感動したのか」を考えながら撮るということ。

どんな写真を撮るときでも「慣れ」でシャッターを押さずに、考えて感動を持って撮るということです。

これをすることで、中身のない、ただカッコいいだけの写真から脱皮できるのでは無いかと思います。

自分の場合は、日々これを実践することで写真コンテストへの入選・入賞が格段に増えていった気がします。
第3回 誰でも写真がきれいに撮れる時代_e0364382_02094741.jpg

# by web-photo | 2017-01-04 15:27 | 写真教室
テラ写(2)世界それから世界観_e0364382_16052615.jpg

「素振り」と言いつつ、部屋の中で撮った写真を放出していたらSNSに載せる写真が似たものばかりになってきた。

まあ、それはさておき。

本授業の内容の前に「テラ写」で習ったことを先に。

前回(1回前)のテラ写 のときに、「作り込み」のポートレート撮影についての質問をした。そのときにテラウチ校長が言っていたのは「今は風景写真を撮っているカメラマンが一番大変」だった。

それは何故かと言うと「今は風景写真が最も進化している写真と言える」からだ。

「風景写真はテクノロジーと並走して変容している」とも。

そして「彩度やコントラストや光をレタッチできることで風景写真はすっかり変わった」と。

もはや地球上に誰も行ったことがない場所はなく、誰も見たことがない場所でただシャッターを押してくればいい時代は終わっている。

ポートレートも例外ではない。

ただカワイイ、ステキなモデルを撮っているだけでは世界では通用しない(注1)。どうやって新しいポートレートを撮るか頭を捻らなければならない。

それにはどうしたら良いのか・・・

答えを2つ(だけ)教えてくれた(たぶん、もっとたくさんの要素があると思う)。

一つは、良い被写体を見つけること。
もう一つは、世界観を持っていないとヤラれる、だ。

(注1)写真で世界に出たい、勝ちたいと思っている人向けです。
テラ写(2)世界それから世界観_e0364382_02094741.jpg

# by web-photo | 2016-12-25 16:08 | テラウチ校長

フォトグラファーKazeoのブログ「技術と感性について語る」


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